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2016 年度 研究成果報告書

グリオーマ幹細胞を標的としたNotchシグナル阻害による新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K19980
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関東邦大学

研究代表者

齋藤 紀彦  東邦大学, 医学部, 講師 (60459766)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経膠腫 / グリオーマ幹細胞 / 神経膠芽腫 / Notch / 新規治療 / 分子標的治療
研究成果の概要

近年グリオーマ幹細胞におけるNotchシグナル発現が報告されている。今回、グリオーマ幹細胞に対するNotchシグナル阻害効果に関する検討を行った。γ-セクレターゼ阻害剤の薬剤感受性試験を行い、高感受性群を抽出した。高感受性群に特徴的な17遺伝子の活性化が同定された。またNotchシグナル阻害により、グリオーマ幹細胞性維持が阻害されることが明らかになった。
本研究によりNotchシグナルが活性化している神経膠芽腫がγ-セクレターゼ阻害剤に高い感受性を示す可能性を示唆された。Notchシグナルは神経膠芽腫における新たな分子標的治療のターゲットの有力な候補の一つになり得るものと考える。

自由記述の分野

脳神経外科学

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公開日: 2018-03-22  

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