研究課題
若手研究(B)
「有限要素法を用いた脊髄症の病態解明と臨床への応用」は、有限要素法ソフトを使用して作成したモデルを基に脊髄内応力解析を行っている。また、山口大学工学部機械工学科との関係も構築しており、脊髄の応力解析は円錐部及び馬尾レベルなども含めてモデル解析を行っている。ブタの神経根引張試験結果を英文として発表し、モデル作りを行い始めている。さらに、山口大学倫理委員会を通して実際の術中のヒト組織の採取、食肉用のウシ、ブタの組織の採取を行い、様々な引張試験及び圧縮試験を行っている。術中に出た不要なヒトの骨、靭帯、脊髄周囲組織を術中採取するという内容で、これを山口大学工学部に速やかに搬送し、物質特性を求めている。
整形外科、脊椎外科