研究成果の概要 |
平成27年度はモデル動物手術修練に集中した。平成 28年度は抑制ニューロンの変化の指標としてGABAとカスパーゼの免疫染色により二分脊椎ヒヨコの脊髄に生直前から神経障害が起こり始めていることを確認した。同時に運動障害の程度をデジタルカメラで記録した。 平成29年度には本モデルを用い、特に興奮性のグルタミン酸、アセチルコリンと、抑制性のGABA の増減に注目して解析し、孵化後に運動機能が急激に悪化すること、それが孵化後の抑制神経系障害が原因であることを明らかにし、Disease Models & Mechanisms 10, 1421-1432, 2017(IF=4.7)に発表した。
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