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2016 年度 研究成果報告書

転写共役因子Smad4による運動器制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20014
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 整形外科学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

塚本 翔  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (20707658)

研究協力者 片桐 岳信  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80245802)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード骨・軟骨代謝学 / 細胞内シグナル伝達 / 骨系統疾患
研究成果の概要

Smad4は、TGF-βファミリーの細胞内シグナル伝達に必須の転写共役因子である。我々は、タモキシフェン誘導型Smad4 cKOマウスを樹立し、出生後の骨格成長におけるTGF-βファミリーの役割について検討した。出生後にSmad4を欠失させたマウスは、骨形成が亢進し骨量が増加した。また、Smad4 cKOマウスでは、骨端成長板における肥大軟骨細胞層が拡張していた。初代軟骨細胞をTGF-β1を添加して培養すると、軟骨細胞分化が抑制された。これらの結果から、TGF-βファミリーのSmad4依存的な細胞内シグナル伝達系が出生後の軟骨細胞や骨芽細胞の分化や機能を制御している可能性が示された。

自由記述の分野

病態生理学

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公開日: 2018-03-22  

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