研究課題/領域番号 |
15K20021
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
竹内 幹伸 愛知医科大学, 医学部, 講師 (20532427)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 頸椎神経根 / 超音波 |
研究実績の概要 |
頚椎症性神経根症を患った患者様(100名)は、健常者(200名)の頸椎神経根と比較して、著明に太くなり浮腫性変化を有意に起こしていた事が、体表超音波を用いた研究から証明できた。体表超音波は頚椎症性神経根症の新しい診断技術になる可能性分かった。このことについては現在、論文投稿中である。 さらに、造影超音波検査をすることにより、頚椎症性神経根症に罹患した神経根は、正常神経根と比較して異なる造影所見を呈することが分かってきた。現在、症例すを重ねながら調査中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
頸椎症性神経根症を患う患者さんでは罹患神経が著明に浮腫性変化を起こしていることが分かった。さらに、造影所見では浮腫化した神経根自体は造影されることなく、正常神経根と比較して造影所見は明らかに異なっていた。
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今後の研究の推進方策 |
さらに症例数を増やし、随時検討していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
物品購入額の見積額と実際の購入額の差異が生じたため
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次年度使用額の使用計画 |
今年度の使用予定額と合わせて効率的に執行予定である
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