痛み評価におけるより客観的手法の確立を試みた。マウスの測定環境として、明室と暗室を用意した。また、刺激条件に関しては、1)刺激加重、2)測定時間、そして3)最大刺激加重5gに達するまでの加重速度の比較を、生後8週、10週、12週、13週の4点で行った。 結果として、刺激加重や測定時間において、暗室で測定した際は有意なばらつきが認められたが、明室では有意差は見られなかった。一方、加重速度に関しては、10秒と20秒において差は見られなかった。以上より、明室の方が刺激加重および測定時間は安定することが分かった。
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