吸入麻酔薬のポストコンディショニング効果におけるGLP-1受容体の役割

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K20046
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 麻酔科学
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 浜口 英佑 徳島大学, 病院, 助教 (60709575)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 吸入麻酔薬 / イソフルラン / ポストコンディショニング / 心筋保護 / 虚血再灌流障害 / GLP-1

研究成果の概要

マウスの心筋虚血再灌流モデルを用いて，心筋梗塞サイズを測定することで，吸入麻酔薬イソフルラン・グルカゴン様ペプチド-1（GLP-1）にポストコンディショニング刺激による心筋保護作用が存在することを確かめた。また，この吸入麻酔薬の心筋保護作用にGLP-1受容体が関与していることを明らかにした。さらに，GLP-1受容体を介した吸入麻酔薬の心筋保護作用に関連する作用経路についての考察を加えた。

自由記述の分野

麻酔科学