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2015 年度 実施状況報告書

エピジェネティクスを通じた術後認知機能障害の発症の機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K20051
研究機関札幌医科大学

研究代表者

立花 俊祐  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30737309)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード術後認知機能 / トランスクリプトーム解析
研究実績の概要

in vitroでは、セボフルランによって麻酔を施行したマウスと、セボフルラン使用下で開腹手術を施行したモデルマウスを作製した。
これらのマウスの海馬を摘出し、介入の前後でどのような遺伝子発現の変化があるかを、調査した。
また並行してトランスクリプトーム解析を行うことにより、マウス海馬においてmRNAの網羅的解析を施行、麻酔と手術による脳内での変化の一端を確認した。
in vivoでは、麻酔と手術による認知機能の変化を測るために、バーンズ迷路を用いて、マウスの行動学的変容を追っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現段階ではin vitroとin vivoで実験を進めており、おおむね当初の予定通り進んでいると考えている。

今後の研究の推進方策

術後認知機能障害の機序に迫るべく、今後もin vivoでの研究を進めたい。
今後の目標として、バーンズ迷路使用による行動変容観察の確立、マウスの月齢の違いによる行動変容への影響などを調べていきたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Possible Mechanism of Neuroinflammation Induced by Surgical Procedure in the Mouse Hippocampus Determined by Using Transcriptome Analysis2015

    • 著者名/発表者名
      Shunsuke Tachibana
    • 学会等名
      ASA annual meeting
    • 発表場所
      San Diego,USA
    • 年月日
      2015-10-24 – 2015-10-28
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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