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2016 年度 研究成果報告書

唾液腺癌に対するCAR発現T細胞とNKT細胞の併用による養子免疫療法

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20181
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関千葉大学

研究代表者

國井 直樹  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (00456047)

研究協力者 岡本 美孝  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40169157)
June Carl H.  University of Pennsylvania, Professor
蒔田 勇治  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (90706722)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードがん免疫 / キメラ抗原受容体 / 唾液腺がん / 免疫療法 / 標的分子 / メソテリン
研究成果の概要

唾液腺癌におけるメソテリン(MSLN)分子の発現を調べるとともに、MSLN特異的キメラ抗原受容体(MSLN-CAR)導入T細胞を用いた養子免疫療法の有効性を検討した。
16名の患者検体ならびに唾液腺癌細胞株A-253とその他4種の細胞株を用いてMSLNの発現を解析したところ、A-253ならびにほとんどの手術検体において様々な発現強度のMSLNが確認された。さらにMSLN-CAR T細胞はメソテリン刺激後に用量依存的に活性化が上昇しMSLN発現腫瘍細胞に対する細胞傷害活性を示した。
よって唾液腺癌に対するMSLN-CAR T細胞による養子免疫療法は有効な治療戦略になる可能性がある。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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