研究課題
若手研究(B)
人工内耳手術の適応となりうる遺伝性難聴患者のめまい随伴症状の有無や前庭機能を評価し、人工内耳手術における内耳保護手技がどの程度前庭機能に好影響を及ぼすかを究明することを目的とした。原因遺伝子が特定できた遺伝性難聴症例の前庭機能を評価した結果、およそ半数の症例で何らかの前庭機能障害を示した。人工内耳手術症例においては、低侵襲手術における前庭機能の比較検討では、いずれの検査においても低侵襲手術による良好な前庭機能温存が可能であることが示された。
耳鼻咽喉科学 めまい平衡医学 耳科学