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2016 年度 研究成果報告書

マウス頭頚部発癌実験で示唆された、PP6活性異常による、がん体質化のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20237
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所)

研究代表者

桃井 勇貴  地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 共同研究員 (10750440)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード口腔咽頭科学
研究成果の概要

我々は、タモキシフェン処理により、扁平上皮に変異型KRAS、または2重変異(変異型KRASとPpp6c欠損の両方)を有するマウスを作製に成功した。2重変異では、変異型KRASのみの変異をもつマウスに比べて、著しく早期から腫瘍ができることを見いだした。非腫瘍細胞では、仮にRASの活性型変異が起こっても簡単には過剰な細胞増殖が起きないような安全装置があり、そこにPP6が働いていると考えられる。一方で、RASの活性化に加えて、Ppp6cの機能喪失が起こると、異常増殖のスイッチが入ると考えられる。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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