組織レニン・アンジオテンシン系(組織renin-angiotensin system: RAS)および受容体結合プロレニン系(receptor-associated prorenin system: RAPS)は、糖尿病網膜症をはじめとする様々な眼疾患において血管新生などの病態に関与することを、我々はこれまでに報告してきた。本研究では、結膜節外辺縁帯B細胞性リンパ腫(EMZL)におけるRASおよびRAPSの病態への関与を検討した。その結果、組織RASおよびRAPSが結膜EMZLの病態形成に関与する分子であることが示唆された。
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