研究課題
若手研究(B)
屈折度は年齢とともに変化をしていく。近視化や遠視化など各年齢時における屈折の変化は、年齢や性別に限らず、その時の屈折度数によっても影響を受ける。本研究で我々は日本人集団の大規模な屈折度数の疫学データを収集し、調査対象を性別、年齢別、屈折度数別に層別化して、屈折の経時的変化の縦断的解析および将来の屈折度数の予測が可能なアルゴリズムの作成を試みた。これらの結果は将来的な屈折異常に対する治療や、投薬の適応を決める際に非常に有益であり、また患者の生活指導のためにも重要であると考える。
眼科学