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2016 年度 研究成果報告書

PPARαを介する糖尿病網膜症抑制メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20291
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 眼科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

塩野 陽  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (20737598)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードPPARα / トロンボモジュリン / 糖尿病網膜症
研究成果の概要

マイクロアレイとChip-シークエンス法を用いたゲノムワイドな解析結果から、ヒト血管内皮細胞において、PPARαリガンドを投与することにより、炎症関連遺伝子の発現が抑制されること、抗炎症作用を持つトロンボモジュリンの発現が亢進すること、トロンボモジュリンがPPARαの直接のターゲット遺伝子であることがわかった。動物実験にて、PPARαリガンドの内服により、糖尿病誘発ラットで亢進する炎症関連たんぱくの発現が抑制され、血管への単球接着がトロンボモジュリン依存的に抑制されることがわかった。これらの事から、PPARα活性化による網膜の抗炎症作用は、トロンボモジュリンの発現亢進を介している事がわかった。

自由記述の分野

眼科学

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公開日: 2018-03-22  

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