研究実績の概要 |
成獣はオスICR8週令を用いて、背部に長さ1cmの長軸方向に沿った皮膚全層切開創を作成した。さまざまな時間の後に創部を採取した。胎仔はICR妊娠13,14,15日のマウスを用い、全身麻酔下に顕微鏡下で胎仔側胸部に皮膚全層切開創を作成した。創傷作成後、さまざまな時間の後に胎仔を採取した。その後、組織をOCTコンパウンドに包埋し、急速凍結後に7μmの凍結切片を作成し、アセトンで10分間、室温で固定し、免疫染色を行った。1次抗体はWnt1,3A,5Aおよび、Wntのシグナル伝達系であるPhospho-LRP6,Dvl3,Naked1,Naked2,Axin 1を用いた。in situ hybridizationは、Affymetrix社の QuantiGene ViewRNAシステムを用いて、Wnt1,3a,5a,10bなど毛包再生に関係しているものを中心に行った。
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