研究課題
若手研究(B)
マウス胎仔の皮膚再生モデルを用いて、さまざまな発生段階のマウス胎仔に創傷を作成し、その治癒過程とWnt遺伝子発現の関連を観察したところ、Wnt3a,5,10とその他のWnt関連タンパクが胎生13日の創傷部では発現が認められなかったが、胎生15日、17日と胎生後期になるに従い、創傷部での発現の増強が観察された。これらのことから、差瘢痕形成とWntシグナルの相関性が考えられた。
形成外科