研究課題/領域番号 |
15K20333
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
大網 毅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (70527887)
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研究協力者 |
渡邉 栄三 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (40375639)
織田 成人 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90204205)
幡野 雅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20208523)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | オートファジー / アポトーシス / 細胞死 / 敗血症 / 免疫麻痺 / 盲腸結紮穿孔 / 集中治療 |
研究成果の概要 |
敗血症における免疫麻痺とオートファジーの関連を明らかにするために,T細胞のオートファジーを特異的に欠損させたAtg5コンディショナルノックアウトマウス (CD4-Cre/Atg5f/f) を用いた.盲腸結紮穿孔手術により敗血症腹膜炎モデルを作成し24時間後に解析を行った.CD4-Cre/Atg5f/fマウスでCD4+T細胞数低下,アポトーシス活性亢進を認めた.また,アポトーシス関連遺伝子であるBIMやPDCD1の発現が亢進していた.そして,生存率は有意に低下していた.本研究により,敗血症でT細胞のオートファジーはアポトーシスとのクロストークを介して,生体保護的に働いている可能性が示唆された.
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自由記述の分野 |
救急集中治療医学
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