水溶性バイオアクティブガラスを配合したホワイトスポット治療用コーティング材の開発

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K20396
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 保存治療系歯学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 秋山 茂範 東北大学, 歯学研究科, 研究科研究員 (50747574)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 歯科材料学

研究成果の概要

現在，ホワイトスポットの再石灰化に最も効果的であると報告されているのは，フッ化物の適用である．本研究では，フッ化物イオンだけでなく，歯質構成成分であるリンやカルシウムイオン等を放出し，エナメル質再石灰化に最適な新規水溶性バイオアクティブガラスを開発することを目的とした．
ICP測定結果から，ガラス粉歯質構成成分であるリンやカルシウムイオンを水中に放出する水溶性バイオアクティブガラスの作製が確認でき，再石灰化に最適な中性pHで各イオンを放出できることが示された．

自由記述の分野

歯科材料学