現在までに100症例以上の患者に対して本臨床試験を行い、その結果において、従来自家骨移植を適応としない重症の歯槽骨委縮に対しても骨膜細胞の併用によって組織学的かつ臨床的に良質な骨再生が観察されており、その結果を論文として発表した。またこの培養骨膜細胞を用いた診療は医療委員会の審査を経て2016年1月に厚生労働省に再生療法としての届出を完了し,当院の有料診療項目となった。そして2017年1月より「地域再生医療コンソーシアム」と題して企業と提携して地域の開業歯科医院、病院歯科、また他大学にての施用の導入を計画している。
|