研究課題
フライブルク大学のコーハル 教授と数回の研究の打ち合わせを行った.放射線科のゼンパーホグ氏の指導により模型のCT撮影を行った.3Dデジタルデータの扱いに関する技術を習得し,模型のCT撮影と,CTデータからの表面データの抽出を実行することができた.また口腔外科のシュメルツァイゼン教授の指導により,顔面4Dスキャナーを用いた計測を行った.口腔内スキャナーTrue Definition Scanner (3M)を用いて顎模型,鼻模型,耳の模型のスキャンを行うことができた.また同じ模型で従来法としてのシリコン印象を行い,得られた石膏模型については歯科技工士ヴィトコウスキー氏と共同でデスクトップ型スキャナーi/s/can(Immetric)を用いてデジタル化することができた.また用いた顎模型はドイツ,ブラウンシュヴァイクのVisiotech社の協力により実験の前後にAtos (GOM)を用いて正確な形状の記録を行った.得られたデータについてフライブルク大学の統計学者ファッハ教授の指導の下で統計処理を行った.以上の様にして様々な状況下での顎欠損模型と顔面模型のデジタル印象の精度について検討することができた.その後帰国し,以上の内容について4th Joint Meeting of the International Society for Maxillofacial Rehabilitation and the American Academy of Maxillofacial Prosthetics とThe 65th Annual Meeting of Japanese Association for Dental Researchにて発表を行った.
すべて 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)
International Journal of Prosthodontics
巻: 2017.04; 30(2); ページ: 147-149
10.11607/ijp5095
Int J Prosthodont
巻: 2017.08; 30(5); ページ: 455-457
10.11607/ijp5325