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2016 年度 研究成果報告書

足場依存性喪失に関わる因子の機能解析による口腔癌悪性化の新規予測因子の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20534
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関山口大学

研究代表者

竹縄 隆徳  山口大学, 医学部, 特別医学研究員 (30711270)

研究協力者 原田 耕志  山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60253217)
フェルドゥス タランヌム  山口大学, 大学院医学系研究科, 学術研究員 (70647932)
藏満 保宏  山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50281811)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードCalreticulin / 口腔癌 / 足場依存性喪失 / プロテオミクス
研究成果の概要

炎症性マウス線維肉腫腫瘍モデルの単一腫瘍細胞由来の性質の異なる2種類のクローン細胞QR-32とQRsP-11に関するプロテオミクスにより発現に差を認めたカルシウム結合タンパク質calreticulin (CALR)は、大きなサイズの癌や転移がある癌など進行癌や、短い生存期間の癌患者で高発現し、有用な予後因子となる可能性が示唆された。また、口腔扁平上皮癌細胞においてCALRの発現を、siRNAを導入して減弱させると、口腔扁平上皮癌細胞の増殖能や細胞移動能が有意に減弱し、悪性度を低下させることにつながった。以上から、CALRは重要な口腔癌の癌化を予測するマーカーと考えられた。

自由記述の分野

口腔癌

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公開日: 2018-03-22  

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