研究課題
若手研究(B)
これまで歯髄幹細胞による病態の治療効果やそのメカニズムについては報告が少なく、不明な点が多い。今回、歯髄幹細胞の投与による行動への影響を検討したところ、歯髄幹細胞は、特定の病態モデル動物における行動異常の改善効果は認められなかったが、病態モデルから採取した歯髄幹細胞の投与によって、不安様行動の惹起傾向が認められた。歯髄幹細胞の性質が病態によって変化し、その結果病態に何らかの影響を与える可能性が示唆された。
口腔外科学