研究課題
若手研究(B)
今回われわれは、1年目の研究において、マウス骨髄由来間葉系幹細胞を採取し、マウス抜歯窩へ移植する術式を確立した。移植した細胞は抜歯窩において、有意に骨髄組織形成を誘導する結果を示した。続いて、ビスフォスフォネート製剤、抗癌剤、ステロイドの投与により、高頻度でのBRONJマウスの作製に成功した。2年目においてはBRONJマウスの抜歯窩へ間葉系細胞移植実験を行った。現時点で、移植の結果に有意差はまだないが、移植によるBRONJ症状の改善傾向を認める結果を示した。
口腔外科