研究課題
若手研究(B)
本研究では、骨細胞および骨芽細胞による骨のメカニカルストレス応答機構におけAdherens junction (AJ)の関与について検討した。骨細胞、骨芽細胞ともに、ビンキュリンの発現およびCa応答率は、中密度および高密度培養条件で同程度であった一方、低密度培養条件ではいずれも低下が認められた。また、AJ形成を阻害したところ、中密度および高密度培養条件においてCa応答率の低下が認められた。以上より、骨細胞および骨芽細胞による骨のメカニカルストレス応答機構におけるAJの関与が示唆された。
医歯薬学