経鼻胃管の気管への誤挿入は肺炎や死を招くことがある。そのため経鼻胃管の留置位置を正確に確認することは重要である。本研究では経鼻胃管留置位置の確認方法としてのポータブル型エコー装置使用の有効性を明らかにすることを目的とした。トレーニングを受けた看護師がポータブル型エコー装置を使用し経鼻胃管の位置を確認した。結果として、ポータブル型エコー装置を用いたところ、頸部および上腹部において経鼻胃管の位置を確認することができた。本研究結果より、ポータブル型エコー装置が様々な医療現場において新たな経鼻胃管の位置確認方法となる可能性がある。
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