研究課題
若手研究(B)
角膜移植レシピエントのQOV・QOLにて分析を行った。レシピエントは移植後のセルフケアとして点眼を重視していたが、感染予防のための点眼時の手指衛生、また眼外傷予防のための行動は不十分であった。背景には、移植後の時間経過に伴い大丈夫だろうという思いがあった。教育効果は時間とともに低下することから、入院中だけではなく、退院後の外来においても治療や合併症予防行動を継続しているか確認し、助言や再教育を行う必要がある。移植患者としての生活の再構築を支援することが看護の役割であることが示唆された。
慢性看護