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2017 年度 実施状況報告書

関節リウマチに合併するサルコペニアの実態調査

研究課題

研究課題/領域番号 15K20763
研究機関京都大学

研究代表者

鳥井 美江  京都大学, 医学研究科, 助教 (60615285)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードサルコペニア / フレイル / 関節リウマチ
研究実績の概要

本研究は、関節リウマチ患者におけるサルコペニアの割合、関連因子を明らかにすることを目的として、京都大学医学部附属病院リウマチセンターに通院している女性リウマチ患者を対象に筋力、筋肉量、活動量(歩行スピード)を測定し、サルコペニアの判定を行った。リウマチセンターが実施しているKURAMAコホートデータベースから、患者基礎情報、身体機能、服薬状況、転倒などの情報を入手し、サルコペニアとの関連を検討した。
その結果、関節リウマチ患者ではサルコペニアの有病率が高く、サルコペニアを合併している関節リウマチ患者は合併していない患者に比べて転倒や骨折のリスクが高く、骨密度が低い傾向にあることが明らかになった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究成果を学術雑誌に投稿中である。
平成29年度は産前産後休暇及び育児休暇を取得していたため、計画していたサルコペニアのマーカーに関する解析を十分に進めることはできなかった。

今後の研究の推進方策

今年度はサルコペニアに関連するマーカーに関する研究と関節リウマチ患者におけるフレイルについても検討したいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

産前産後休暇、育児休暇中であり研究費の使用ができなかった。
次年度の使用計画としては成果発表、論文投稿費用に使用する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Factors affecting walking ability in female patients with rheumatoid arthritis2018

    • 著者名/発表者名
      Morita Y, Ito H, Torii M, Hanai A, Furu M, Hashimoto M, Tanaka M, Azukizawa M, Arai H, Mimori T, Matsuda S.
    • 雑誌名

      PLoS One

      巻: 13 ページ: 1-15

    • DOI

      29584787

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] クレアチニン/シスタチンC比を用いた関節リウマチ患者の筋量・筋力の評価-KURAMAコホートを用いた検討-2018

    • 著者名/発表者名
      竹内悠介、橋本求、鳥井美江、田中真生、村上孝作、村田浩一、西谷江平、伊藤宣、山本渉、大村浩一郎、三森経世
    • 学会等名
      第62回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • [図書] 荒井秀典2017

    • 著者名/発表者名
      サルコペニアがいろん
    • 総ページ数
      112
    • 出版者
      ライフサイエンス

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公開日: 2018-12-17  

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