在宅療養移行支援に関わる地域・外来・病棟間連携システムの実態調査を行い、外来看護の役割や実践内容について以下の知見を得た。外来の看護体制では病棟と外来を一看護単位とし、看護職員は外来と病棟をローテーションする体制の病院は2割ほどにとどまり、導入も一部の病棟実施がほとんどであった。 外来看護師の実践要素として、以下の要素が抽出された。IC同席により患者医療者間の橋渡し役となること、患者の思いを受け止めるなどの患者の受容過程への伴走者となること、疾患の予後・ステージなどの医療的な視点と患者の生活をイメージする生活上の視点を統合的にアセスメントすることである。
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