• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

統合失調症者の就労へのステップアップを目指したビデオ教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K20794
研究機関福岡女学院看護大学

研究代表者

柴田 裕子  福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (20437924)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード教材開発 / 統合失調症 / 視線計測
研究実績の概要

本研究は、デイケアを利用している統合失調症者を対象として働くこと(就労継続支援施設、就労移行支援事業所の利用)への動機付けとなる教材開発を目的としている。
2018年度は、就労移行支援事業所を利用している統合失調症の方へのインタビュー内容(就労移行支援事業所を利用するきっかけ、利用して感じたメリット)を質的に分析した結果に基づいてアニメーション(教材)を作成した。分析結果は日本看護研究学会で発表した。 2019年度にデイケアの統合失調症の方に視線計測できるよう倫理審査委員会に審査を依頼し、承認を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

視線計測に備え機材の操作等のデモストレーションを実施した。また、視線計測の実施に関して病院長より実施の承諾を得ることができ、デイケア利用者の方に研究説明を行い同意を得る手続きを行う手続きを行った。

今後の研究の推進方策

2019年6月に視線計測を研究協力の同意が得られた医療施設で実施予定である。研究説明の対象は現在のところ4名を予定している。対象者数の増員をねらい、他の医療施設に協力を依頼する予定である。実施内容は視線計測に加えアニメーション(教材)の内容は分かりやすかったか、等のインタビューを実施し認知的側面に対する評価を行う。6月に視線計測後分析を行い、その結果に基づいて再度アニメーション(教材)を修正し再度視線計測、インタビューを実施する予定である。

次年度使用額が生じた理由

2019年度に視線計測に必要なソフトの購入、機材レンタル料、アニメーションの製作費、研究対象者に対する謝金に使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 統合失調症者の就労移行支援施設利用の動機付けとなる教材開発について2018

    • 著者名/発表者名
      柴田裕子
    • 学会等名
      日本看護研究学会第44回学術集会

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi