新興国では効果的な健康政策の策定や、作業負荷軽減のために、地域の健康情報のデジタル化が求められている。本研究の目的は、コミュニティの健康情報と看護実践を効果的に収集管理するための持続可能なデータベースを開発することであった。第1段階では、データベースシステムの開発を行い、第2段階では、開発されたシステムの実際の運用試験を実施した。開発したシステムには、地域の主要な健康問題のテンプレートが含まれる。テンプレートは、手書きの記録よりも詳細な情報を、標準化されたフォーマットで管理することができた。これにより、各看護師の能力のばらつきの影響を受けにくいデータを蓄積することが可能になった。
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