5日間連続で夜勤と日勤を週替わりで行う交代制勤務者の夜勤時と日勤時の疲労とストレスの変動を明らかにすることを目的とした.木材加工業に従事する男性職員26名を対象とした.属性及び日周性疲労には自記式質問紙調査を行い,ストレスの測定には血圧値と脈拍数及び唾液アミラーゼ活性値を用いた. 22名が分析対象となり,日周性疲労の合計得点では,全ての日において夜勤の得点が高かった.疲労のピークは夜勤で1日目,日勤で5日目であった.ストレスでは,全ての日において日勤の値が高かった.ストレスのピークは血圧値と脈拍数で夜勤・日勤共に1日目であった.唾液アミラーゼ活性値では,夜勤で3日目,日勤で5日目であった.
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