研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は次世代シークエンシンサーを用いてJ波症候群(Brugada症候群、早期再分極症候群(ERS))症例の遺伝子異常を明らかにし、心室性不整脈による突然死の予防・治療に応用することである。(1) Brugada症候群27症例中3例にSCN5A遺伝子変異を認めた。(2) SCN5A遺伝子変異のないBrugada症候群4例、ERS 2例、特発性心室細動(IVF) 6例に包括的遺伝子解析を行い、IVF 2例で変異を認め(SCN5A、TBX5)、さらにERS 1例でこれまでに報告のない変異を見出した。
不整脈