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2016 年度 研究成果報告書

高温超伝導体テラヘルツ波発振器の高出力化

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20897
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ナノマイクロシステム
光工学・光量子科学
研究機関筑波大学

研究代表者

柏木 隆成  筑波大学, 数理物質系, 講師 (40381644)

研究協力者 門脇 和男  
南 英俊  
辻本 学  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードテラヘルツ波 / 高温超伝導体 / ジョセフソン接合
研究成果の概要

本研究では,高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+d(Bi2212)単結晶を用いたテラヘルツ波発振器の高出力化を目指し,発振素子を構成するBi2212単結晶の厚さと発振出力の関係を調べた。その結果,結晶の厚さが5μm程度までは,結晶が厚い素子ほど強い出力を示す傾向が得られた。これは,素子に含まれるジョセフソン接合の総数と,素子構造で決まる放射効率を用いて説明できると考えている。また,ジュール熱を効率よく逃がす素子構造の改善などを進めた。これらにより,発振素子形状を調整する事で,従来構造より2~3倍広い周波数帯域の0.3~2.4 THz程度の発振が得られるようになった。

自由記述の分野

超伝導デバイス,物性実験

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公開日: 2018-03-22  

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