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2016 年度 研究成果報告書

低酸素応答分子Tetを介する癌微小環境構築機構の解明とその制御

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20970
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
病態医化学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

椨 康一  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (10466469)

研究協力者 田賀 哲也  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (40192629)
木村 太一  北海道大学, 医学研究科, 特任助教 (90435959)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード癌 / 微小環境 / マクロファージ / 鉄 / ストレス応答
研究成果の概要

本研究は癌進展に寄与する微小環境の発生機構の解明を目的として実施され、以下の成果を得た。(1)鉄欠乏環境下において神経膠腫(グリオーマ)細胞中の一部の亜集団が鉄リサイクル能を有するマクロファージ(Mφ)を誘導することが明らかとなり、微小環境の形成にグリオーマ細胞自身のストレス応答が密接に関与している可能性が示唆された。(2)このMφ誘導にはグリオーマ細胞における単球動員因子CCL2、およびMφ分化誘導因子GMCSFのエピジェネティックな遺伝子発現制御が関与していることが示唆された。これらは微小環境構築を標的とした新たな癌治療戦略の確立へと展開の期待できる有益な成果と考える。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2018-03-22  

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