研究課題
若手研究(B)
遺伝学的に関節リウマチのリスクとなる遺伝子変異が果たす生物学的役割を検討した。細胞増殖に関連する遺伝子、CDK6上には2つのRA risk SNPが存在するが、両者が欧米人においてのみ連鎖不平衡の関係にあることを明らかにした。欧米人のB細胞におけるCDK6の発現に注目してQTL解析を行ったが、risk alleleとの関連は見られなかった。エピジェネティック制御は細胞腫ごとに異なるため、滑膜線維芽細胞を含む他の細胞腫での解析が今後の課題である。
膠原病・リウマチ内科