研究課題
若手研究(B)
脊椎動物の肺は硬骨魚類の祖先で咽頭弓と関連して形成される形で獲得され、条鰭類の系統で肺から鰾へと進化したと考えられている。系統樹上で鰓呼吸する真骨類と肺呼吸する羊膜類の中間に位置する生物は、幼生期に外鰓をもつ。ポリプテルスの外鰓形成を実験発生学的に調べ、外鰓形成と咽頭弓のパターニングが密接に関係していることを明らかにした。本研究では、RNAseqによりポリプテルスの外鰓形成にかかわる分子機構を解析した。
進化発生