研究課題
若手研究(B)
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)特異的阻害剤GGsTopをリードとして設計した4種類の新規ホスホン酸ヘテロジエステル型分子プローブを合成した。その性能を酵素試験により評価した結果、高いGGT阻害活性を有する分子プローブを見出すことができた。このプローブの構造を拡張することで、がん細胞表層のGGTを標的とした、抗体依存性細胞傷害を引き起こすことのできる新規化合物の創製が期待される。
有機合成化学、生物有機化学