トランス脂肪酸負荷の確認目的に、まず野生型C57BL/6 マウスにトランス脂肪酸(エライジン酸, 総カロリーの5%)を4 週間負荷した。質量分析を用いて血中エライジン酸濃度を測定し、経口負荷により血中濃度が上昇していることを確認を行った。結果、4週間の経口負荷によって血中のエライジン酸濃度が上昇することを確認し、負荷モデルで適当であることが確認できた。
DVT作製モデルを実際に行ったところ、予想よりも周術期死亡が大きく、時間を要している。 今年度は、この負荷モデルにDVT作製し、サイズの比較検討と、その機序解明を行う予定である。
|