次年度使用額が生じた理由 |
(理由)昨年度までの調査研究と実験研究から,ピア・サポーターによる相談支援は医療専門職による相談支援と本質的に異なり,当事者支援の文脈と独特の関係性に基づいて,支援者側と非支援者側の両方が恩恵を受けることが示唆された。上記の視点に基づいたピア・サポーター養成と教材(研修資料,相談事例集など)の作成が必要であった。次年度は,研究目的をより精緻に達成するために,研究協力者を増やして追加実験を行うと同時に,昨年度の実験研究のデータ処理を進めて,学会で成果発表を行う予定である。 (使用計画)次年度の使用額として,958,874円のうち,物品費として250,000円,旅費として300,000円,人件費として250,000円,そして雑費(郵送費,印刷費用など)として158,874円使用する予定である。
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