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2017 年度 研究成果報告書

経済成長下のジャワ島における農業経営主体の変動による自然資源管理システムへの影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21207
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人文地理学
地域研究
研究機関高知大学

研究代表者

遠藤 尚  高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (40532156)

研究協力者 Handarto  パジャジャラン大学, 農産業技術学部, 教授
KUSHARTO Clara M  ボゴール農科大学, 人間生態学部, 教授
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード長期的経済成長 / 自然資源管理システム / 農業 / 農村 / インドネシア / ジャワ
研究成果の概要

経済成長が長期的に続く発展途上国農村における農村と農業の変化、およびそれによる自然資源管理への影響を明らかにするために、ジャワ島の3農村において現地調査を実施した。
その結果、農業の多様化や高齢化、脱農が進むジャワ農村では、従来の自然資源管理体制が通用しなくなる一方、農地の経営主体が不在地主であっても、地元住民であっても、所得拡大が優先され、新たな自然資源管理体制の構築には至っていない事が明らかとなった。このような成果は、世帯生計における農業の重要性が低下しつつある発展途上国において、変動する農業や土地利用に応じた自然資源管理体制の構築が重要であることを実証的に明らかにした点で意義がある。

自由記述の分野

農村地理学、地域研究(東南アジア)

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公開日: 2019-03-29  

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