研究実績の概要 |
術前短期ホルモン療法を施行された閉経後乳癌患者50症例を蓄積した。 ①ホルモン療法前の組織よりDNAの抽出を行い、遺伝子増幅パターンのチェックを行った。Ki67の減少と逆相関関係にあった。
②上記患者群の血液検体を蓄積し、治療前後の全血RNAを抽出終了した。10例の予備解析群のmiRNAアレイデータに関して、海外研究室(Prof. Fabrice Andre, Institut Gustav Roussy, Paris)に所属するバイオインフォマティシャンと共に再解析を行った。その結果、Ki67の増減と関係があったのは、miR503, miR127, miR135, miR126, miR647, let7eであることが判明した。
③術前短期ホルモン療法を施行された閉経後乳癌患者10症例を選別し、cDNAマイクロアレイを行うためのRNA抽出を終了した。
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