研究課題
若手研究(B)
膵がんは手術が可能だった場合でも再発率が非常に高く、1~3年以内に再発するケースが非常に多くみられる。当該研究において、術後のリスク評価を目的としたムチン遺伝子のDNAメチル化マーカー構築のために、摘出した癌組織を用いて、臨床病理学所見との比較検討を行った。膵癌においてMUC1およびMUC4のDNAメチル化情報が、生検などで腫瘍組織を得ることが出来ない場合でも、その悪性度を規定するマーカーとなりえることが示唆された。
実験病理学