研究課題
若手研究(B)
開口分泌を調節するメカニズムの解明を目指して、耳下腺および膵外分泌腺で起こるアミラーゼ分泌におけるMyristoylated alanine-rich C kinase substrate (MARCKS) タンパク質リン酸化の役割について検討した。具体的には、細胞膜上に存在すると考えられている脂質ラフトの制御と関連付けて検索を行った。本研究によりMARCKSタンパク質は、脂質ラフト上で多くの情報伝達を受けて、開口分泌を調節する役割を果たしていることが示唆された。
細胞生理学および細胞薬理学