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2017 年度 研究成果報告書

腫瘍細胞選択的粒子線治療に用いる新規治療薬PEG化ホウ素化合物の開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21327
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
放射線科学
研究機関福山大学 (2016-2017)
国際医療福祉大学 (2015)

研究代表者

白川 真  福山大学, 薬学部, 講師 (40707759)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードホウ素中性子捕捉療法 / リポソーム
研究成果の概要

悪性腫瘍に対する低侵襲性の治療法として、ホウ素中性子捕捉療法が注目されている。本研究は、ホウ素送達法としてリポソームに着目し、腫瘍内への高濃度ホウ素デリバリーを可能とするホウ素含有ポリエチレングリコール誘導体(PBL)の開発と、これを用いたリポソームの各種評価を行った。
PBLは効率よく脂質膜へと修飾でき、得られたリポソームはin vitroにおいて低毒性であることが確認された。また、担癌マウスに本リポソームを投与後24時間において腫瘍内ホウ素濃度20ppmおよび腫瘍血液比5以上を達成した。そこで、中性子線照射を行った結果、各コントロール群に対し有意な抗腫瘍効果を示した。

自由記述の分野

薬物送達学

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公開日: 2019-03-29  

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