• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

メタルフリーの有機化合物を利用した電気化学キャパシタ電極の超高容量化

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K21478
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 デバイス関連化学
有機・ハイブリッド材料
研究機関愛知工業大学

研究代表者

糸井 弘行  愛知工業大学, 工学部, 准教授 (40648789)

研究協力者 大澤 善美  愛知工業大学, 工学部, 教授 (80278225)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード電気化学キャパシタ / 多孔質炭素 / レドックス化合物 / 擬似容量 / 電気二重層キャパシタ / 無溶媒合成
研究成果の概要

本研究では、無溶媒合成法を用いてレドックス化合物である2,5-ジクロロベンゾキノン(DCBQ)と多孔性カーボンブラックであるケッチェンブラック(KB)を複合化させ、高性能は電気化学キャパシタ電極を作製した。本手法は、KB粒子の体積が膨張することなく気相中で全てのDCBQがKBに吸着され、KBとDCBQの重量比を正確に制御できる。電気化学特性評価の結果から、KBの細孔内部に吸着したDCBQの疑似容量と、DCBQが未吸着のKBの二重層容量とを比較すると、DCBQの疑似容量の方が高い体積あたりの容量と急速充放電特性を示し、同時に長寿命特性が得られることを明らかにした。

自由記述の分野

電気化学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi