EGFR遺伝子変異陽性肺癌患者の血漿34検体をdigital PCR法を用いてT790M耐性遺伝子変異、活性化遺伝子変異 (exon19とexon21)を測定した。13例はEGFR-TKIによる治療前後のペア検体であった。T790M耐性変異は事前検討した変異アレル頻度0.015%以上を陽性と定義した。 すべての検体において活性化遺伝子変異が確認された。ペア検体13例中、治療開始前の検体で陽性は1例のみで、EGFR-TKI耐性後の検体では10例で陽性が確認され(76%)、非侵襲的な高感度アッセイによる高い検出率が得られた。
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