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2016 年度 研究成果報告書

ヘルマン・コーヘンにおける無限判断とその現代的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21573
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 哲学・倫理学
思想史
研究機関長野県短期大学

研究代表者

馬場 智一  長野県短期大学, その他部局等, 助教 (10713357)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードユダヤ哲学 / 無限判断 / 宗教哲学 / 理性の宗教 / 新カント主義 / コーヘン / レヴィナス / ゴルディーン
研究成果の概要

ヘルマン・コーヘン(1842-1918)は、カントの独創的な読解により観念論的、認識論的な哲学体系を形成し、19-20世紀の世紀転換期のドイツで大きな影響力をもった哲学者として知られている。様々な形で宗教的なものが台頭する現代世界において、彼の晩年の宗教哲学や理性の宗教としてのユダヤ教論が近年新たに注目されている。
本研究は認識論の哲学とそうした宗教哲学がどのように関連するのかを読解しようと試みた。その結果、認識論哲学の要である無限判断が晩年の宗教哲学においても重要な役割を果たしていること、さらにはその思想がその後のユダヤ系哲学者にも形を変えて受け継がれていることが分かった。

自由記述の分野

哲学、倫理学、思想史

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公開日: 2018-03-22  

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