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2017 年度 実績報告書

生活科・総合的な学習の時間を担当するコーディネーター設置の可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K21574
研究機関愛知淑徳大学

研究代表者

加藤 智  愛知淑徳大学, 文学部, 准教授 (00619306)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードコーディネーター / 生活科 / 総合的な学習の時間 / サービス・ラーニング
研究実績の概要

我が国における生活科および総合的学習を担当するコーディネーターの在り方を検討するために、昨年度の9月下旬から10月上旬にかけて実施した、マサチューセッツ州の現地小学校、中学校、高等学校でのサービス・ラーニング・コーディネーターおよびそれに類する教職員を対象にしたインタビュー調査の結果を分析した。この成果については、アメリカ教育学会第29回大会において口頭発表を行った。論文としては、加藤智「米国のサービス・ラーニング・コーディネーターが有する役割と専門性から考察する総合的な学習の時間のコーディネーターの在り方」愛知淑徳大学文学部『愛知淑徳大学論集-文学部篇-』第43号、2018年にまとめている。
上の成果を我が国の生活科および総合的学習の実態に照らし、生活科および総合的学習を担当するコーディネーターの在り方についての提言を、日本生活科・総合的学習教育学会第26回全国大会において発表した。今後、その成果を論文としてまとめる予定である。
本研究では、生活科および総合的学習を担当するコーディネーター(以下、単にコーディネーターとする)に関する具体的な制度設計を行うまでには至らなかった点は心残りであるが、コーディネーターが我が国における生活科および総合的学習のさらなる充実と発展のために大きな役割を有していること、そして、一人一人の教員のコーディネーターとしてのスキルを高めていくことが肝要であることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 米国のサービス・ラーニング・コーディネーターが有する役割と専門性から考察する総合的な学習の時間のコーディネーターの在り方2018

    • 著者名/発表者名
      加藤智
    • 雑誌名

      愛知淑徳大学論集-文学部篇-

      巻: 43 ページ: 53-68

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 総合的な学習の時間におけるカリキュラム・マネジメントに関する一考察2018

    • 著者名/発表者名
      加藤智
    • 雑誌名

      愛知淑徳大学教育学会『学び舎-教職課程研究-』

      巻: 13 ページ: 3-17

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 生活科・総合的な学習の時間を担当するコーディネーターの在り方2017

    • 著者名/発表者名
      加藤智
    • 学会等名
      日本生活科・総合的学習教育学会
  • [学会発表] サービス・ラーニング・コーディネーターの役割と専門性2017

    • 著者名/発表者名
      加藤智
    • 学会等名
      アメリカ教育学会

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公開日: 2018-12-17  

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