本研究では、サービス・ラーニングのコーディネーターの事例、国内の生活科および総合的学習を担当するコーディネーターの事例などから、コーディネーターに求められる資質能力および専門性を解明し、我が国におけるコーディネーターの設置の可能性と課題を検討した。 コーディネーターに求められる役割、コーディネーターに求められるスキル、コーディネーターの役割を担う対象、そしてコーディネーター制度が目指すべきゴールが明らかとなった。 教科の専門性が高まる中・高等学校のコーディネーター、校種間の連携を促進するコーディネーターの在り方、カリキュラム・マネジメントに関する研修の在り方等を明らかにすることが今後の課題である。
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