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2017 年度 研究成果報告書

ナノ・メゾ組織制御による高強度粒子分散強化合金の創製と強化機構の実験的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21593
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 原子力学
材料加工・組織制御工学
研究機関久留米工業高等専門学校

研究代表者

岩田 憲幸  久留米工業高等専門学校, 材料システム工学科, 准教授 (40397534)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード粒子分散強化合金 / メカニカルアロイング / 水素雰囲気 / 組織制御 / 高温延性
研究成果の概要

水素を雰囲気としたメカニカルアロイング(MA)処理と第3元素としてのジルコニウム(Zr)の添加を適用して、ナノ・メゾ組織制御による粒子分散強化(PDS)合金の創製に成功した。アルミニウム(Al)添加PDS合金へのZr添加は、ナノ酸化物粒子のサイズを小さくするとともに、粒界析出物の数密度を高めることが判明した。一方、MA雰囲気として使用した水素ガスは、マトリックス粒子内、あるいは旧粉末粒界(PPB)上の分散質粒子のサイズを減少させ、さらに合金組織を均質化することが可能である。このように、優れた高温延性を有するAl-Zr添加PDS合金の強化には、上記の強化因子が寄与することが実験的に示された。

自由記述の分野

原子力材料

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公開日: 2019-03-29  

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